私たちの社会は信用によって成り立っています。
一般の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、ビジネスのほとんどは「掛取引」と呼ばれる信用取引で行われています。
「掛取引」とは、商品を仕入れた日と、その代金を支払う日がずれることです。「請求書払い(後払い)」というとわかりやすいかもしれません。
同じく、お金を借りて家を建てるのも、その人が将来、借りたお金を返してくれるという信用によって成り立っています。
また、クレジットカードの支払いも、翌月その人がカードの利用金額を支払ってくれるという信用があってこそ成立している取引です。
東京タワーや東京スカイツリーのような巨大な建物も、信用がなければ建てることはできなかったでしょう。
信用取引があることで、私たちの社会はより早く、より大きく成長してきました。
信用は時に、信用収縮のような大きな損害を社会にもたらします。しかしそれでも、私たちの社会には必要不可欠なものだと思います。
続きを読む