はてなのこたえ

思ったこと、考えたこと、学んだこと

「レジにてさらに30%OFF」の数字マジック

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以前、旅行で軽井沢のアウトレットモールに立ち寄った時の話です。

とあるアウトレットのお店で、様々な商品に「50%OFFの札」が付けられていました。

私が「50%OFF」の札がついたベルトを見ていると、お店の店員さんが寄ってきて、私に一枚のカードをくれました。

このカードを見せると、レジにてさらに30%引きさせていただきます。

そのベルトには最初から「50%OFF」の値札がついているのですが、店員さんにもらったカードを持っていくと、そこからさらに「レジにて30%OFF」になります。

結局、私はベルトを買い、今でも愛用しているのですが、この販売方法には、ちょっとした数字のマジックが存在します

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本を読むのが苦手な人に知ってほしい「読書体力」の存在

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読書する習慣を身につけると、良いことがたくさんあります。

本から得た知識が、問題解決のヒントをくれたり、新しい挑戦をサポートしてくれるからです。

しかし、本を読む人は年々減っています。電子書籍が普及した現代ですら右肩下がりの状態です。

スマホゲームやSNS、動画コンテンツなどが普及したことで、読書に割く時間が減っているのだと思います。

本を読む習慣が身についていないと、いざ読書しようと思ってもできないんですよね。内容が頭に入ってきませんし、5分もすればすぐに眠くなってしまう人も多いと思います。

私自身も長らく読書習慣がなかったのですが、事業をはじめたことがきっかけで「本を読む」という習慣を身につけることができました。

そのような中で私自身が感じたのが「読書体力」の存在です。

「読書体力」という言葉は、私が勝手につけている「造語」です。

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信用が連続的に大きくなることの価値とその危険性

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私たちの社会は信用によって成り立っています。

一般の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、ビジネスのほとんどは「掛取引」と呼ばれる信用取引で行われています。

「掛取引」とは、商品を仕入れた日と、その代金を支払う日がずれることです。「請求書払い(後払い)」というとわかりやすいかもしれません。

同じく、お金を借りて家を建てるのも、その人が将来、借りたお金を返してくれるという信用によって成り立っています。

また、クレジットカードの支払いも、翌月その人がカードの利用金額を支払ってくれるという信用があってこそ成立している取引です。

東京タワーや東京スカイツリーのような巨大な建物も、信用がなければ建てることはできなかったでしょう。

信用取引があることで、私たちの社会はより早く、より大きく成長してきました。

信用は時に、信用収縮のような大きな損害を社会にもたらします。しかしそれでも、私たちの社会には必要不可欠なものだと思います。

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サイト運営者が「アクセス数」よりも大切にしていること

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株式会社クートンは、主にウェブサイトの運営を行っている会社です。

今日は、クートンがやるべき仕事、つまりサイト運営の仕事において、私の考えをまとめます。

私がこの仕事をはじめてからもうすぐ10年が経ちます。その間、WEB業界は大きく変化しましたが、この本質はこれまでも、そしてこれからも変わることはないと考えています。

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近い人により優しく、外弁慶の内地蔵になること

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人生で出会う人々は、相手との心理的な結びつきが「近い人」と「そうでない人」に分かれます。

「壁のある関係、壁のない関係」と言えば、わかりやすいかもしれません。

例えば、家族や恋人、友人、一緒に働く会社のメンバーなどは、心理的に「近い人」にあたることが多いです。

相手が自分にとって近い存在か、それとも遠い存在かは誰にでも簡単に理解できると思います。

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自分の目標とそこに注ぐ時間の量は比例しているか?

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採用面接のとき、私が必ず聞く質問があります。
「10年後・20年後にどうなっていたいか、何をしたいか、将来のビジョンやキャリアプランはありますか?」

この質問に答えられる人はとても少ないです。
無理もありません、もし昔の私が面接を受ける側だったら、おそらく答えることはできなかったと思うからです。

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