はてなのこたえ

思ったこと、考えたこと、学んだこと

登りは体力、下りは技術

登山の格言に「登りは体力、下りは技術」という言葉があります。(私は登山に関しては全くの素人です)一度でも山登りを体験したことがある方なら、この言葉にピンとくるかもしれません。登りはとにかく体力を使います。息が上がります。下りはあまり体力を…

仮想通貨Libra(リブラ)の意義と、ビットコインがデジタル・ゴールドになるという意見について思うことを書いてみる

- 2020年12月4日:追記 リブラは「ディエム」に改名したようです。 - 仮想通貨Libra(リブラ)について。 Libraの考え方は一言で言えば「世界通貨」である。 地政学リスクの大きい新興国では、自国の通貨が脆弱であったり、銀行口座を持つことができない多く…

買い物ミス10%の法則について

私たちは日常的に、さまざまな買い物をします。金額の小さなものから、高額なものまで。そして、どうでも良いものから慎重に慎重を重ねて決断する商品まで、いろいろです。しかし、どれだけ慎重に選択しても必ず起こるのが「買い物ミス」の存在です。単に衝…

もはや時代はリアル店舗?ネット通販よりもリアル店舗の方が安くて驚いた話

新型コロナウイルス問題をきっかけとして、あらゆる分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進むと言われています。以前からすでに「ネット社会」になりつつありましたが、コロナきっかけでより一層、ネット主権へとシフトしていくのだと思います。…

私がいま自立できているのは、あり余る時間があったおかげ

ニュースでは毎日、新型コロナウイルスの話題が尽きません。外出自粛を求める声が大きくなり、休日は家で過ごしたり、平日は在宅で働く方が増えています。今は多くの方がTwitterなどのSNSを情報源にしていると思いますが、私はもう何年も前から、Twitterはあ…

発明すること、真似すること、教えてもらうことの違い。あえて非効率を選択するということ

子どもが1歳になりました。 日々の成長は見ていてまったく飽きることがありません。子どもの成長を通じて、学ぶことがたくさんあります。私自身も子どもに成長させてもらっているようです。

理由がわからない時に読みたい、知っていると意外に役立つ3つの矛盾

かなり前の話です。採用面接で不採用となった子に対して、採用見送りのメールを送信したところ、その子から返信があり「落ちた理由」を聞かれました。「不採用になったことは承知しましたが、もしよろしければ理由を教えてもらえませんか?」という具合です…

人に教えてもらうことよりも、自分で気づくことに本当の価値がある

前回の続きネタで書いてみます。私は、「教えてもらうことには本当の価値はない」と考えています。しかし世の中には「教えてもらうことがすべて」だと思っている人があまりに多いです。「教えてもらうことがすべてだと思っている人」は、第三者から何かを教…

答えのない世界

かつて、アルベルト・アインシュタインはこのように言いました。「私は天才ではありません。ただ、人より長くひとつのこととつき合ってきただけです。」なにか一つのことについてずっと考えてきたり、一つのことにずっと向き合ってきた人は、やがて「答えの…

中立的に物事を評価する力、掘り出し物を見つけるということ

この商品に本当に価値があるのか、価値がないのかを正しく評価する。目の前の出来事が危険なことか、そうでないのかを正確に判断する。その人が本当に凄い人なのか、実は凄い人ではないのかを正確に評価する。人は「物事の真の価値」を評価するのが苦手です…

これまでの20年とこれからの20年の戦い方

私は、自分が頭の良い人間だとは思っていません。大切な時期に勉強から逃げてきた側の人間なので、社会であたりまえとされている一般教養が抜け落ちているのです、残念ながら。(これは今、とても後悔しています)しかし今はなんとか、ビジネスや投資で上手…

脳を衰えさせない仕組みをCPU・メモリ・キャッシュで説明する

かなり昔の話なのですが、「習慣の力」という本を読んでいた時に、脳の仕組みはコンピューターのCPU・メモリ・キャッシュにそっくりだと思いました。そして、「優秀な人がこの仕組みを上手く利用していること」、「習慣のメリット・デメリット」にも気づきま…

「レジにてさらに30%OFF」の数字マジック

以前、旅行で軽井沢のアウトレットモールに立ち寄った時の話です。とあるアウトレットのお店で、様々な商品に「50%OFFの札」が付けられていました。私が「50%OFF」の札がついたベルトを見ていると、お店の店員さんが寄ってきて、私に一枚のカードをくれま…

本を読むのが苦手な人に知ってほしい「読書体力」の存在

読書する習慣を身につけると、良いことがたくさんあります。本から得た知識が、問題解決のヒントをくれたり、新しい挑戦をサポートしてくれるからです。しかし、本を読む人は年々減っています。電子書籍が普及した現代ですら右肩下がりの状態です。スマホゲ…

信用が連続的に大きくなることの価値とその危険性

私たちの社会は信用によって成り立っています。一般の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、ビジネスのほとんどは「掛取引」と呼ばれる信用取引で行われています。「掛取引」とは、商品を仕入れた日と、その代金を支払う日がずれることです。「請求書…

サイト運営者が「アクセス数」よりも大切にしていること

株式会社クートンは、主にウェブサイトの運営を行っている会社です。今日は、クートンがやるべき仕事、つまりサイト運営の仕事において、私の考えをまとめます。私がこの仕事をはじめてからもうすぐ10年が経ちます。その間、WEB業界は大きく変化しましたが、…

近い人により優しく、外弁慶の内地蔵になること

人生で出会う人々は、相手との心理的な結びつきが「近い人」と「そうでない人」に分かれます。「壁のある関係、壁のない関係」と言えば、わかりやすいかもしれません。例えば、家族や恋人、友人、一緒に働く会社のメンバーなどは、心理的に「近い人」にあた…

自分の目標とそこに注ぐ時間の量は比例しているか?

採用面接のとき、私が必ず聞く質問があります。 「10年後・20年後にどうなっていたいか、何をしたいか、将来のビジョンやキャリアプランはありますか?」この質問に答えられる人はとても少ないです。 無理もありません、もし昔の私が面接を受ける側だったら…

自分を客観的に見る「気づくスキル」の大切さ

この記事は、つい見過ごしてしまいがちな「気づくスキル」について、私なりの考えをまとめたものです。私がこの記事で述べている「気づくスキル」とは、「今の自分自身の言動に気づく力」のことです。言い換えると「自分を客観視できる能力」のことです。